なりたい自分とのギャップ

長年にわたり、「なりたい自分」と「本当の自分」を混同してきた経験から、自己認識における誤解と向き合い、気づきを得ることができました。

子供時代から、「自分は何者か?」という疑問を抱え、その答えを見つけようと様々な手段に頼りました。

しかし、最近のTwitterでの交流を通じて、私が認識していた自己像と実際の自分が異なることに気付きました。

私が長らく抱いてきた「内向的で臆病だけれど、温厚で協調性が高く直感がきき共感性が高い」という自己像と、他者から受けたフィードバックが異なることに混乱を覚えました。

同級生や同僚たちからの意見により、「おっとりしている」「天然ボケ」「頭が固い」「大胆」といった自分にとって予想外の言葉に接し、自分の性格に対する理解が揺らいでいることに気づきました。

実際の自分は、「自分のことが大好き」でありながら、他人に関心を示さず承認欲求が強く、物事を筋道立てて考えることが苦手で矛盾した発言をする一方で、傷つくことを極度に恐れ他者との親密な関わりを避けがちな一面があることに気づきました。

これは私が長年抱いてきた「協調性があり共感力が高い」という自己イメージとは対照的なものでした。

「本当の自分」を受け入れることに抵抗があり、まだその課題に直面しています。

しかし、「なりたい自分」と「本当の自分」を区別できるようになったことで、過去の癖や固定観念から解放され、自分を客観的に見つめ直すことができるようになりました。

若い頃ほど「自分は何者か?」という疑問に囚われなくなり、生きづらさを感じなくなった一方で、外に向ける関心の重要性に気づくようになりました。

他者との関わりにおいて、「相手からどう思われているか」ではなく、「相手が何を考えているか」を想像することが重要であると感じます。

この経験を通じて、私にとって真に必要なのは、内向きな自分だけでなく、外向きな視点も大切にすることであり、他者とのコミュニケーションを深め、自分の枠を超えて成長していくことだと理解しました。

参考https://note.com/lunlunsan/n/n6de79bb5dd7d

参考https://woman.nikkei.com/atcl/aria/cc/nh/072700013/081700005/

参考https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssd/67/0/67_336/_pdf/-char/ja